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築70年古家に構える古着店

「室温改善改修工事2」

DSC_0029.JPG
改修地:埼玉県
用途:店舗
構造:木造軸組工法

​断熱:どこまでやるか、どこをやるか調整中
Objective
家屋2階の冷暖房効率の向上をを図る。

concept
地方の地場に根付く古家店舗の活用。


商店街に長年構える築70年を超える木造の店舗。
かつては金物屋さんとして地域を支えてきた。
1階はリノベーションによって現在は雑貨屋さんとして生まれ変わっているが、
2階が手つかずの状況…


最近になり古着屋さんが入り、営んでいるが真夏を迎えとんでもない温度をたたき出した。

今回の依頼は、古家2階に構える古着屋さんコーナーの、
断熱性向上と夏場の空調効率の改善を試みる。


夏場はやはりエアコンがほぼ効かず、室温も39℃を記録する事も…
サーモグラフィー調査では外気温37℃の快晴の日、熱橋部分で40℃をどこも超える状態。中々強烈である。
小屋裏が特にひどく、熱膨張で無断熱の天井の隙から強烈に輻射が起きていて、天井面が極めて熱い状態。
エアコンもその熱を拾いフル稼働となってしまっている状況だが、

​予算をほぼかけずどう対処するか。
暑くなる原理さえ理解していれば不可能ではない。ロジカルに対策を施すことを試みる。
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