Koharubi-lab.の建築…こだわりの設計方法
Passive design
Koharubi-lab.は基本、要望聞きによる提案はいたしません。
建築…土地には必ず最適解があります。
設計する敷地・周辺環境・土地柄・環境を理解して、初めて間取りが生まれます。
それらを"徹底的”に調査・シュミレーションして、その土地に唯一無二となる1案をご提案。
その1つ、主軸として「パッシブデザイン」を使います。
太陽や風といったその土地の力「エネルギー」を使って省エネ設計をし、地球環境にも経済にも優しい建築とすることが出来る手法です。
Solar radiation
太陽や風の力「エネルギー」を使って、リビングや必要な部屋を、
無暖房で暖められる、又は涼しくする検討を各季節・各時間毎に検討を重ねることをスタンスとしています。
太陽は、無料で利用できる無限の暖房エネルギーです。
有効活用することで室温や湿度を上手く調整することが出来ます。
計画する敷地で、日影のクセや太陽の動きなどこれらを緻密に調査、最大限にメリットが出るカタチを作成し「ロジカル」な提案させていただきます。
Earthquake resistance
耐震性は構造計算を行ったうえで、
最高等級の「耐震等級3」「耐風等級2」が標準仕様です。
日本は、多くの新築は昭和56年・平成12年の耐震規定だけを満たしたものばかりです。
勿論「許容応力度計算」いわゆる構造計算は行っていません。
これは平成7年に起きた「阪神淡路大震災」クラスの加速度を持つ大地震では、半壊・倒壊するものが殆どとなります。
Koharubi-lab.は自社で構造計画・計算を行い、更に大地震のシュミレーション(時刻歴応答解析)を行った後、安全を確認できてから設計を進めるスタンスとしています。
Structural calculation
外注に頼りがちな構造計画や構造計算…
間取り作成からパッシブデザイン、そして構造計算までを一貫して自社で行うことで、思っているよりも大幅な外注費用と建築費用削減に繋がります。
柱や梁一本、鉄筋一本に至るまで計算して力の流れを把握することで、無駄な構造材を使用する事無く削減出来ます。
一貫設計を行うと無垢の構造材で納まるので、強度の高い集成材を使用せずに済みます。
構造材は主に埼玉県西部の杉・桧「西川材」を使用しています。
地域の国産材を消費して、森林のサイクルに貢献するように
Koharubi-lab.は計画しています。
Room temperature
断熱性能の指標となるUA値とQ値。そして気密のC値。
こちらは数値だけ向上させても良い建築とはなりません。
土地の最適解が解らない間取りは逆に室温が下がる場合もあります。
ですので、日射シュミレーションと並行して無暖房時の室温を計算、
建築コストを見ながら良い塩梅で断熱の設計をいたします。
C値は換気計画に支障が出ない「0.5c㎡/㎡」を標準としています。
日常では真冬の朝方で5:00頃が一番温度が冷えるとされています。
その時に室温が18℃を下回らない断熱性能と間取りの工夫を徹底させていただきます。
Cost reduction
建築コストについては、国の決まりである標準報酬費用より大幅に、設計費用を抑えております。
根本には、「クライアントあっての建築」という考えがあるからです。
独自の基準で単価を設定して、その金額以上の満足を目指します。
その他、資材の現地調達等も取り入れています。
例えば室内の大部分を占める床材などの内装材。
地場の材木屋さんに実際に足を運び、その季節による切り出した木材を実際に見て、品質を確認しております。
埼玉西部の「西川材」が基本で、杉や桧・さわらを多用します。
照明や細かいインテリアもこだわりをもってご提案。
こちらも直仕入れをしてコストカットを図っております。
Maintenance
建物は、仕様を誤ったり正しい知識が無いと、60年程で600~万円程メンテナンス費用が掛かります。
ランニングコストで結果的に初期費用を上回ってしまっては大変です。
仕様は屋根・外壁・床・内装・設備・換気…etc
世の中にあふれる膨大な商材から選定する必要があります。
そこは、数多くの商材を使用してきた経験より、コストを見つつ最適な仕様をご提案してメンテナンスが極力掛からないような建築を目指します。
見た目だけで判断すると一番危ない部分ですので、土地環境に合わせ適切にご提案します。